コラム

【血圧が正常でも要注意?】知っておきたい“隠れ高血圧”と血管を守るヒハツのチカラ

こんにちは。みき歯科三越通りクリニックの三木武寛です。
今回は高血圧と血管の健康についてお話しします。

血圧が正常でも油断は禁物?

血圧には「上の血圧(収縮期血圧)」と「下の血圧(拡張期血圧)」の差=脈圧があり、この差が大きくなると「隠れ高血圧」の可能性があります。
加齢に伴って動脈の弾力が失われると、血圧の数値が一見正常でも、血管へのダメージは進行しているケースがあるのです。

特に上の血圧が135以上、または脈圧が50を超えてくる場合には注意が必要です。見た目の数値に安心せず、血管の柔らかさや血流の状態にも意識を向けていきましょう。

血管の健康を守る「ヒハツ(ロングペッパー)」とは?

ヒハツは、近年注目されているスパイスの一種で、「ピペリン」という成分が血流を促進し、血管を拡張させる働きを持っています。
冷えやむくみの改善、肌の血色を良くする作用もあり、日常的に取り入れやすい健康素材のひとつです。

ただし、現在高血圧の薬を服用中の方は、降圧作用との相乗効果で血圧が下がりすぎる可能性もありますので、使用前に必ず医師にご相談ください。

歯科と高血圧の関係にも注目

当院では、お口の状態から全身の健康を見つめる診療を心がけています。
血圧が高い方は、歯を抜くときに出血が止まりにくかったり、治療中に血圧が大きく変動して気分が悪くなったり、立ちくらみが起こるなど、歯科治療中に困ることが少なくありません。
そのような方には、弟が院長を務める「みき内科外科医院」での血圧のチェックもおすすめしています。

当院では、歯だけを見るのではなく、全身の状態をしっかり把握した上での歯科治療を大切にしています。
持病がある方や歯科治療に不安がある方も、内科と連携しながら、安心して治療を受けていただける体制を整えています。どうぞお気軽にご相談ください。


血圧のことが気になる方は、ぜひ一度「みき内科外科医院」へご相談ください。
歯科と内科の連携で、あなたの健康を全力でサポートします。