「歯石取りはどれくらいの頻度で受けたら良いの?」という質問をよくいただきます。実は、歯石の付きやすさには個人差があり、正解は一人ひとり違います。当院では、患者さんの状況に応じた最適なペースをご提案しています。
歯石の付きやすさは人それぞれ
歯石は、普段の歯磨きだけでは落としきれない歯垢(プラーク)が固まったものです。
1ヶ月でたくさん付着する方もいれば、1年経ってもそれほど付かない方もいます。
当院のクリーニングの流れ
1. 初診時の確認
初めてご来院いただいた際、歯石の付着状況をしっかり確認します。歯肉より上に付いている「見える歯石」を1~2回のクリーニングで取り除きます。
2. 1ヶ月後のチェック
最初のクリーニングから約1ヶ月後に再度確認を行います。この時点での付着状況に応じて、以下のようなペースを提案しています。
どのくらいの頻度が必要?
• 1ヶ月後に再び歯石が付いていた場合
→ 月に1回のクリーニングをお勧めします。繰り返し受診することで歯石の付着が少なくなることが期待できます。その後は徐々に3ヶ月ごとのペースに延ばすことも可能です。
• 1ヶ月後に歯石がほとんど付いていない場合
→ 3ヶ月後に再チェックします。この時点で歯石が付いていれば3ヶ月ごとの受診を、付いていなければご自身のタイミングでお越しいただけます。
予防的に3ヶ月に一度が多い理由
実際、当院では多くの患者さんが歯石の有無に関わらず予防のために3ヶ月に一度のクリーニングを受けています。定期的なお手入れでお口の健康を守り、虫歯や歯周病のリスクを軽減しています。
お口に合ったペースを一緒に見つけましょう
クリーニングの頻度は、患者さんの歯石の付きやすさやライフスタイルによって異なります。当院では、初診時から丁寧に確認し、患者さんに合ったペースをご提案します。
ご不明な点やご心配なことがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください!歯石をためない習慣を、一緒に作っていきましょう!