みき内科外科医院コラム医科歯科連携喫煙歯周病

寒い冬こそ考えたい「喫煙」と健康 ― 肺がんと歯周病、実はつながっています ―

高松も、芯から冷えるような寒さが続いていますね。
年が明け、「今年は健康を大切にしよう」と思われている方も多いのではないでしょうか。

そんな今の時期に、ぜひ一度立ち止まって考えていただきたいのが、
**「喫煙と健康」**についてです。


肺がんのリスク因子としての「喫煙」

肺がんの代表的なリスク因子の一つが喫煙です。
たばこに含まれる有害物質は、肺の細胞に慢性的なダメージを与え、長年の積み重ねによってがんのリスクを高めていきます。

また、

  • 受動喫煙

  • 家族に肺がんの既往がある

  • 大気汚染(PM2.5など)

といった要因も、肺がんリスクと関係していることが知られています。

肺がんは初期にはほとんど自覚症状がないことが多く、
日本では40歳以上の方に、年1回の肺がん検診が推奨されています。


実は歯科にも深く関わる「喫煙」の影響

喫煙の影響は、肺だけにとどまりません。
歯科の立場から見ると、喫煙はお口の中の健康にとっても非常に大きなリスク因子です。

喫煙が歯科に及ぼす主な影響

  • 歯周病が重症化しやすい

  • 歯周病治療の効果が出にくい

  • 抜歯や外科処置後の傷の治りが悪い

  • インプラント治療の成功率が下がる

これは、たばこによって血流が悪くなり、
歯ぐきに必要な酸素や栄養が届きにくくなるためです。

「治る力そのものが下がってしまう」
これが、喫煙が歯科治療に与える大きな影響です。


痛みがなくても進行する「歯周病」と「肺の病気」

歯周病も肺がんも、共通しているのは
**「初期には症状が出にくい」**という点です。

  • 歯ぐきが少し腫れている

  • 出血があるが痛くない

  • 口臭が気になる

こうしたサインを放置しているうちに、病気が進行してしまうケースも少なくありません。

特に喫煙されている方は、炎症反応が表に出にくく、
気づいたときには重症化していることもあります。


全身の健康を守るために大切なこと

肺がんを含め、がん全体のリスクを下げるためには、

  • 禁煙・節煙を考える

  • 適正体重(BMI)を保つ

  • バランスの良い食事

  • 定期的な健診・検診

といった、日常の積み重ねがとても大切です。

歯科は「歯が痛くなってから行く場所」ではなく、
全身の健康を守る入り口でもあります。


内科的な視点でのフォローも大切です

喫煙歴がある方や、

  • 咳が続く

  • 息切れしやすい

  • 健診で指摘を受けた

といった症状がある場合は、内科的な評価も非常に重要です。

当院では歯科的な視点からのアドバイスを行い、
必要に応じて、内科・外科での精密検査やフォローをおすすめしています。

身近な医療機関として、
弟が院長を務める みき内科外科医院 では、
生活習慣病管理や各種健診、内科的な相談にも対応しています。


まとめ 〜 歯科と内科が連携して守る健康 〜

喫煙は、肺がんのリスクを高めるだけでなく、
歯周病の悪化や治療後の回復力低下など、お口の健康にも大きな影響を与えます。

歯ぐきの状態は、体全体の健康状態を映す鏡のようなものです。

この寒い冬、
まずは歯科でお口のチェックを、
そして必要に応じて内科で全身の確認を。

みき歯科三越通りクリニック では、
地域の医療機関と連携しながら、皆さんの健康をサポートしていきます。

気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。